一つのバックを一人の職人が仕上げる、
これは工房HOSONOの「こだわり」の一つです。
縫製をする前に下仕事として裁断をしたり織り付けをしたり、厳密にいえば100%一人の職人がしているわけではありませんが、工場などでよく見られるような流れ作業で部分的な仕事だけをする人はいません。
一度任された以上は、その商品を最後まで責任を持って仕上げる。
これは工房HOSONOの決まりです。
ミシンを使えば誰でも同じ物ができると思われがちですが、縫い方ひとつをとってみても、その職人なりの個性や感性、癖、といったものが現れてくるのです。
縫い手の職人それぞれが「信念」を持ってやっているので、商品にも実は一つ一つ個性があるのです。
おそらく、お客様にはわからない程度の違いでしょう。
しかし、私たちには誰が作ったものか一目でわかります。
ですからいい加減な仕事はできないのです。
一つ一つ違った個性のある商品、
それが「手作り品の良さ」であると思っています。
